まず、洗い流さないトリートメントとお風呂の中で使うトリートメントの違いについて説明します。
トリートメントは、2種類のタイプに分けることができます。
インバス トリートメント (洗い流すトリートメント)
アウトバス トリートメント (洗い流さないトリートメント)
洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントを比較してみます。
洗い流すトリートメント 洗い流さないトリートメント
使用場所 お風呂の中 お風呂の外
使用タイミング シャンプー直後 主にタオルドライ後
効果 髪のダメージ補修 髪のプロテクト(保護)
働き シャンプー直後の髪は、キューティクルが開いた状態に。キューティクルが開いている時に、インバストリートメントを使うと、髪内部へ補修に必要な栄養が届く。 タオルドライ後は、キューティクルが閉じた状態に。洗い流さないトリートメントが髪1本1本をコーティングすることで、ドライヤーの熱や紫外線、摩擦のダメージを防ぐ。
洗い流すタイプ・洗い流さないタイプの2タイプとも、髪の補修効果とプロテクト効果を持っています。
しかし、2つのトリートメントは、それぞれ役割が違います。
髪ダメージ重視 → 洗い流すトリートメント
髪の保護重視 → 洗い流さないトリートメント
役割の違う2種類のトリートメントを一緒に使うと、 髪に栄養を与えた後、その栄養を髪の外に逃がさないようにできます。
さらに、熱・紫外線ダメージから髪を守ることができます。
トリーメントのようなシャンプー後に使える髪のケア剤にはいくつか種類があります。
リンス
髪の表面をコーティングする効果があるもの。
※髪の内部に作用する効果はない。
コンディショナー
髪の表面をコーティングする効果があるもの。
リンスよりはコーティング力が強い。
ヘアマスク(集中型トリートメント)
トリートメントよりも強力な補修効果があるもの。
※週に1~3回程度で使用する。
【ヘアケア剤 髪の補修力の強さイメージ図】
髪の補修力が強いヘアケア剤から並べると次の順番になります。
ヘアマスク>>>>トリートメント>>コンディショナー>>>>リンス
「洗い流さないトリートメント×トリートメント」や「洗い流さないトリートメント×ヘアマスク」など、あなたの髪の状態を見て組み合わせてください。